SOLUTIONS
ソリューション
CROP CORE BLENDは、栽培データ管理からスマート農業インフラ、環境モニタリング連携、農業クラウド連携、農場運営のデジタル化、農業データ統合、運用基盤の計画まで、七つの領域にわたって農業事業者の情報整理とデジタル化を支援しています。各領域は独立したものではなく、事業者ごとの圃場環境、栽培品目、体制に合わせて組み合わせて検討することができます。特定の収量・売上・作業効率の向上をお約束するものではなく、まずは現状を丁寧に把握したうえで、無理のない範囲での改善を一緒に考えていきます。
01 SOLUTION
栽培データ管理
栽培データ管理は、作付け計画、生育状況の記録、日々の作業履歴といった情報を整理し、必要なときに参照できる形にまとめる取り組みです。多くの農業事業者では、これらの情報が紙のノートや個人の記憶、複数の担当者の間で分散した状態になっており、後から振り返ろうとしても時間がかかる、あるいは記録自体が残っていないという課題が見られます。
栽培データ管理が特に有効なのは、担当する圃場や品目が複数にわたる場合や、複数の従業員・世代で農場を運営している場合です。CROP CORE BLENDでは、まず現状の記録方法をヒアリングし、どの情報が実際に活用されているか、どの情報が形骸化しているかを確認したうえで、無理のない範囲で整理・記録の仕組みを見直す支援を行います。既存のやり方を急に変えるのではなく、現場の負担にならない移行を重視しています。
- 作付け計画・品種・圃場区画の情報整理
- 生育状況や気づいた点を記録する方法の見直し
- 作業履歴(施肥・防除・収穫など)の記録項目の整理
- 記録した情報を後から参照しやすくするための形式の検討
02 SOLUTION
スマート農業インフラ
スマート農業インフラとは、環境センサー、現場で使用する機器、それらをつなぐネットワーク環境を含む、栽培現場の基盤全体を指します。センサーを設置しても電波が届かない、機器が増えるほど管理が煩雑になるといった問題は、導入前の基盤設計が不十分な場合に起こりやすくなります。
このソリューションが役立つのは、環境データの収集や現場機器の遠隔確認を始めたい事業者、あるいは既に一部の機器を導入しているものの運用がうまくいっていない事業者です。CROP CORE BLENDは、圃場の規模や電源・通信環境などの制約を確認したうえで、事業規模に見合った無理のない構成を設計します。過大な設備投資を前提とせず、段階的に拡張できる構成を基本方針としています。
- 圃場の通信環境(電波状況・配線の可否など)の確認
- センサー・現場機器の設置位置と台数の検討
- 電源確保やメンテナンス動線を踏まえた構成設計
- 将来的な機器追加を見据えた拡張性の確認
03 SOLUTION
環境モニタリング連携
環境モニタリング連携は、気温、湿度、土壌水分などの環境データを収集し、日々の判断材料として活用できる状態を整える取り組みです。データを取得すること自体は難しくありませんが、どの項目を、どの頻度で、どの場所から取得するかを圃場や作物の特性に合わせて設計しないと、記録が増えるだけで活用されない状態になりがちです。
また、環境データは天候や地形の影響を強く受けるため、他の圃場や一般的な事例をそのまま当てはめることはできません。CROP CORE BLENDでは、対象となる圃場や施設の特性を確認したうえで、収集する項目を絞り込み、既存の記録方法や作業判断とどのようにつなげるかを検討します。データを取得すれば自動的に成果が出るという前提には立たず、現場での使われ方を含めて設計することを重視しています。
- 収集する環境項目(気温・湿度・土壌水分など)の絞り込み
- センサー設置場所と測定頻度の検討
- 既存の作業判断・記録との関連付け方の整理
04 SOLUTION
農業クラウド連携
すでに複数のクラウドサービスや記録アプリを利用している農業事業者は少なくありません。農業クラウド連携では、まず現在利用しているツールやサービスを整理し、それぞれがどのような情報を扱っているかを確認します。そのうえで、必要な範囲で接続・連携を検討し、情報が分散したままになっている状態を改善します。
重要なのは、既存のツールを無理に置き換えたり、不要な移行を求めたりしないことです。現在の運用に支障がない部分はそのまま活用し、連携によって参照や入力の手間が減る部分に絞って手を加えるという考え方で進めます。既にある仕組みを尊重しながら、必要な接続だけを設計するのが基本的な進め方です。
- 現在利用中のクラウドサービス・記録ツールの棚卸し
- 各ツールが扱う情報の重複・不足の確認
- 連携が有効な範囲の見極めと接続方法の検討
- 移行が不要な部分の明確化
05 SOLUTION
農場運営のデジタル化
農場運営のデジタル化は、紙の帳票や口頭での申し送りによって行われている記録・共有の一部を、必要な範囲でデジタルに置き換える取り組みです。すべてをデジタル化する必要はなく、紙のままの方が扱いやすい業務も現場には存在します。そのため、まずどの業務がボトルネックになっているかを確認し、負担が大きい部分から段階的に見直すことを基本としています。
特に、複数の従業員やパート従業員が関わる農場では、情報の伝達漏れや二重記録が起きやすくなります。CROP CORE BLENDでは、現場の担当者がどのように情報をやり取りしているかを確認したうえで、無理なく使い続けられる範囲でのデジタル化を提案します。急激な変更は現場の混乱を招くことがあるため、段階を踏んで進める方針を取っています。
- 現在の記録・申し送り方法の確認と負担の大きい業務の特定
- デジタル化する範囲と紙のまま残す範囲の切り分け
- 従業員が使い続けやすい記録手段の検討
- 段階的な導入スケジュールの設計
06 SOLUTION
農業データ統合
農場では、栽培データ、環境データ、機器の稼働情報、クラウドサービス上の記録など、複数の情報源がそれぞれ別々に存在していることが一般的です。農業データ統合では、これらの情報源を比較し、同じ情報が重複して記録されていないか、逆に必要な情報が抜け落ちていないかを確認します。
情報源が多いこと自体が問題なのではなく、それぞれの関係が整理されていないために、必要なときに必要な情報を見つけられない状態になることが課題です。CROP CORE BLENDは、各情報源の役割を整理し、重複や抜け漏れのない管理体制の土台を構築する支援を行います。すべてを一つのシステムにまとめることを前提とせず、情報同士の関係性を明確にすることを優先しています。
- 複数の情報源の洗い出しと役割の整理
- 重複記録・情報の抜け漏れの確認
- 情報同士のつながり方(参照関係)の整理
- 継続的に管理しやすい体制の土台づくり
07 SOLUTION
運用基盤の計画
運用基盤の計画は、単発の機器導入やデータ整理にとどまらず、中長期的に維持できるデジタル基盤をどう組み立てるかを検討する取り組みです。数年単位で見れば、圃場の拡大や縮小、担当者の交代、利用するサービスの変更など、農場を取り巻く状況は変化していきます。そうした変化を見据えずに基盤を構築すると、後になって作り直しが必要になることがあります。
CROP CORE BLENDでは、現在の運用範囲だけでなく、将来的に想定される変化についてもヒアリングし、無理のない範囲で拡張・縮小できる構成を検討します。実際の導入や設定作業については、サービス内容のページで詳しくご案内しています。
- 将来的な圃場・体制の変化を踏まえた基盤の方向性の整理
- 担当者交代時にも引き継ぎやすい仕組みの検討
- 既存の設備・システムとの整合性の確認
- 維持管理の負担を抑えた構成の設計
実際の導入支援やサポート内容については、サービス内容のページをご覧ください。